ギャルが日本を救う…?!ギャルAVをいま見直す

暖かい日がどんどん増え始め、季節の移ろいを感じ出る今日この頃。私は寒い時期の野暮ったい服が大嫌いなので暖かくなると心も体もワクワクして今まさにHAPPYモード全開🌸なのですが、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?花粉症の人はとてもつらい時期かもしれませんが、杉の木も必至にセックスしているわけで、我々もスギに負けないくらいセックスに勤しみましょう!✨

↑ 桜の季節なのでこんなイベントも実施します🌸みんなでお花見しましょッ🎵

ところで気温が上がって嬉しい気持ちになるのは過ごしやすくなる他にもっと理由がありますよね?そう…女性の薄着化!肌の上に何枚も何枚も衣類を着込み、さらにはコートやダウンなんていう超厚手の布を纏っていては色気もクソもありません!!(辛辣)

気温と比例して高くなっていく露出度には感謝しかありません。そして比較的年中露出度の高いギャル民族においても、春と冬とでは露出面積のサイズは大違い!ここ最近はショートパンツやクロップド丈(へそ出しトップス)の女性も増えてきて、まさにギャル文化の恩恵に与らせてもらっています🙏

AVにおいても私はギャル系セクシー女優、ギャル系企画が1番好きです。その明るさ、エロさ、ビジュアルの良さ…全てにおいてはなまる120点満点です💮

前置きが長くなりましたが、今回は時の流れとともに浮き沈みしてきたギャルAVについて、時代背景も踏まえながらその良さをみなさんにお伝えしてまいります。

ギャルの良さを再確認しよう!

ギャルの魅力について改めてここで私は提唱したい…!

すでにその魅力に気付いている人も、そうでない人もこの機会に刮目すべし!!

ギャルの良さは4つの要因で出来ています。

・フレンドリー

・タフ

・アクティブ

・ポジティブ

まずは「フレンドリー」。フレンドリーとは共感性の高さ。ギャルは人脈命!以前はイベサー、ギャルサーと呼ばれるサークルに入っていることがギャルのステータスでした。現代においてもSNSでの繋がりはギャルヒエラルキーを顕示する重要な術となっています。

続いて「タフ」。ギャルには貫く強い意志が必須です。他人にどうこう思われても気にしない!可愛いと思った髪色にしたいし、可愛いと思った服を着たい。誰になんと言われようとも自分を貫く!という強さを持っています。

「アクティブ」。ギャルはアクティブでアグレッシブに出来ています。そうでなければギャルでないのです。雨が降ろうと槍が降ろうと友だちに会いに出かけるし、雪が降ろうとブタが降ろうと大好きな彼に会いに行く。それがギャルです。

そして「ポジティブ」。これが最も現代人がAVに求めているものとも通ずるのではないかと思っています。もはやギャルの代名詞といっても過言ではない「ポジティブ」。ギャルの声が大きいのも元来の性格が明るいから。根暗なギャルはギャルとは呼べません。むしろ明るいからギャルになったのです。時には悩むこともある…でも美味しいもの食べたり、友だちと遊んでいるうちにどうでもよくなっちゃう、これぞギャル。

協調性が高く、強く、行動的で明るい。これがギャルの長所。こんなギャルの魅力に人々はどんどん引き寄せられていくのです。

いまこそギャルAVを見よう!!

そんな魅力たっぷりのギャル、それは良いとして、何故いまギャルAVなのか。それを語るには時代背景と照らし合わせていくと分かりやすいでしょう。

1980年代

AV創世記とよばれるこの時代はいまでは考えられないほどの大きなモザイクや疑似本番など、現在のAVと比較するとまだヨチヨチ歩きの状態でした。

だからこそユーザーはそのエロさに釘付けになり、想像力を働かせ、1本1万円以上するのが当たり前だったアダルトビデオテープを収集する猛者も少なくなかったのです。

この頃の日本は、まさにバブル全盛期。日本中が浮かれ遊ぶ羨ましい時代です。携帯電話や家庭用ゲーム機も発売され、みんながお金を持っていた時代。女性たちは男性に負けじとエネルギッシュで開放的な思考とスタイルでした。

人気のセクシー女優さんもまさに〝その時代のギャル〟といった風貌で、ゴージャスでちょっと高嶺の花感のある綺麗なお姉さんといった女性が人気でした。

ちなみにこの時代の私の推しは「樹まり子」さん。可愛くて綺麗で色っぽい。魅力バランスが黄金比の女性です。

AVに出演する女の子はギャルが多く、企画としては男子が踏み出すような作品が多いことからエネルギッシュに性を楽しむ姿勢が時代背景から感じられます。

1990年代

AV成長期として元祖AVから様々な趣向を凝らした(凝らし過ぎた?)作品がリリースされ、発売本数も倍増していきます。某メーカーからは〝完全にエロとリンクしないであろう思い切った企画〟が連発され、のちに伝説となります。(「全裸~シリーズ」ですね!笑)

元祖〝芸能人AV〟がリリースされたのもこの時期です。様々な企画が飛び出すなかでその時代の頭も腰も使ったエロい人たちの努力が伺えます。私の所属する桃太郎映像出版も1994年に創設されました。

日本の状況はというと、バブル崩壊にはじまる金融破綻・平成の米騒動・異常な失業率とメンタルヘルス対象者の急増といったストレス社会、その影響もあってか若年層の援助交際も表立ってきた時代でした。

この時代のセクシー女優さんはギャル色が強まっていった一方で、様々な企画が排出されたことから、女の子の特徴も多様化していきます。ロリや美少女、熟女といったユーザーの嗜好にあわせた女の子のシチュエーションで如何なる嗜好の人もAVが楽しめるようになります。日本の状況同様にカオスな状態でこれまでの枠組みを覆す大変革がアダルトにも起こった時代でした。この頃のギャルAVは90年代と比べて強さよりはマイルドな雰囲気の女性が選ばれていたように思います。

2000年代

自己責任論が叫ばれ、国内でも貧富の差や非正規雇用者の増加などで2004年度には「負け犬」なんて言葉が流行語大賞のトップテンを受賞するほど国民が弱気がちだった時代。ギャルよりも癒し系と呼ばれるフェミニンな女性が一般的にも人気で、セクシー女優さんの人気にも顕著にその様相が表れています。

その時代人気だったセクシー女優さんとしては「蒼井そら」ちゃんや「紋舞らん」ちゃん、「つぼみ」ちゃんといったトップ オブ ロリ!な女優さんたちが軒を連ねています。

弱気になった男性たちはギャルのような強そうな女性よりも、自分たちでもチャレンジできそうなロリ系に興奮を覚えたのかもしれません。

2010年代

2006年からサービスを開始したTwitterなどSNSの普及が顕著だった2010年代。youtubeやTwitter、tiktokなどで芸能人と言われる人が身近になり、自身も昨日まで一般人だったのが一晩にして有名人になれる時代。様々な人がメディアに情報を発信することで美の在り方も複雑化していきます。同様にセクシー女優さんもギャル、ロリ、では括れない個性的な人たちが活躍します。

ロリ巨乳、スレンダー、ちっぱいなど持ち味を生かした女優さんのなかでひときわ輝いていたのが、ショートカット女優を流行らせた「君島みお」ちゃん。端正な顔立ちにしっくりくるショートカットでノックアウトされる男性が急増!様々な持ち味がありつつも、正統派美人が人気を博した年でした。

2020年代

そして現在の2020年代。AVは誕生してから40年近く経過し、すっかり立派なオトナになりました。美人だから売れる、ギャルだから売れるという時代は過ぎ去り、それぞれの個性+αが必要な時代の到来です。

現在ヒットしているセクシー女優と言えば「乙アリス」ちゃん。金髪ショートカットギャルであるビジュアルの他にも、軟体で大量潮吹きができ、アナルセックスもこなす…。まさにこれまで積み上げてきた努力があってこそのメガヒットです。

2019年後半から全世界を恐怖に貶めた新型肺炎ウィルス。ストレスが蔓延している現代では日常を忘れられる貴重な時間くらい心底明るくなりたいのです。且つ、成熟したアダルトビデオユーザーはこれまで以上のスキルもビジュアルもセクシー女優さんに求めています。

乙アリスちゃんのような明るいキャラクターでありながら、それだけじゃないスキルがこれまで以上に求められるのではないでしょうか。

いつの時代もエロは世情を反映してきました。
これは個人的主観ですが、景気が落ち込んだ時には比較的豊満な女性が出演している作品が売れ、逆に好景気の時はスレンダーでモデル体型〝高嶺の花系〟女性の作品のヒットが多いように感じています。

恐らく豊満な女性には人々の蓄積した不安を発散してくれるオーラがあり、モデルのようなイイ女系の女性には高まっている野心に呼応するように、チャレンジ精神もくすぐられるような深層心理が働いているのではなかろうかと考えています。
同様に昨今ライトな痴女系作品の売れゆきが良いのは男性の草食化も影響しているのではないかと踏んでいます。これがまさにギャル作品と言えるのです。

時代を通してギャルの風貌は大きく変化してもそのマインドは変わりません。人々の不安を和らげるのはやはり明るく、タフで能動的な〝陽キャ ギャル〟。人の心を掴み無限大の魅力を発揮するギャルセクシー女優に今後も目が離せません。