みなさんは「フェムテック」という言葉をご存じですか?
「Female」と「Technology」を掛け合わせた言葉で女性特有の悩みである生理や妊活などの様々な課題を解決できる製品やサービスの総称です。
先日、日本初のフェムテック展示会である「FEMTECH TOKYO」へ伺ってきました!
そこには生理期間を快適に過ごすためのグッズや、ピルのオンライン処方等の他にセルフプレジャーグッズ(平たく言えばオナニーグッズ)も多く取り揃えており、女性の更年期障害や膣環境改善のためのグッズとして展示されていました。
やっぱり女性が社会に進出するようになったことで、ライフステージにおける様々な悩みをただ我慢するのではなく、少しでも解消して快適に仕事や家事、育児に積極的に向き合うことが出来るようになってきたんだなとじんわり実感いたしました。
前置きが長くなりましたが、女性が積極的に快感を享受する行為といえばクンニリングスがありますね!まさかこのブログを見ている男性陣のなかには「フェラはさせるけど、クンニはしない」なんていうバカタレはいないでしょうねぇ…!?
女性はセックスにおいて的確に意思を伝えることを苦手とする人が多いのはご存知でしょうか。
これは恥ずかしい、嫌われたくないというメンタルの問題もありますが、物理的にどう伝えたら良いのか分からない、そもそもどのあたりなら気持ちいいのか自分でも知らない人が多いためです。
今回は”クンニ道場”に入門したこともある私、鈴木リズが女性本人でも分かりづらい快感をあなたのスキルで導く方法を伝授いたします。これが分かれば口下手な彼女も虜にしちゃうこと間違いなし!
クンニまでの道程を楽しむべし!
まずはクンニにいたるまでのプロセスが大事。
世の中には「即尺」なんて言葉もありますが、「即クンニ」なんて言葉は存在しません。クンニされるからには一先ずシャワーを浴びたり準備したい人がほとんどでしょう。玄関入って〇秒で~…なんていうのはご勘弁なのです。
自分のスキルを早く披露したい気持ちは抑えつつ、エチケットはきちんと守って一緒にお風呂に入って流し合いっこしたり、気持ちを高めてあげましょう。
また明るい照明の中でアソコをジーっと見られるのが本当に嫌という女性も多いです。照明の明るさはお互いに確認しながら準備しておきましょう。
「そろそろいいか」じゃない!ギリギリで盛り上げるのが漢!
フェラのあとなのか、はたまたシックスナインなのか、その時によるかとは思いますが「舐めていい?」もしくは「舐め合いたい」等の言葉でクンニの同意を得られたらいよいよ実践。
とはいえ、いきなりベロンと舐めてしまってはここまでのムードが台無し!クンニは焦らしがとても重要になるプレイです。
アソコを舐めると思わせつつ、下腹部を舌先で愛撫したり、横っ腹を舌先でくすぐってみたり、太腿を甘噛みしてみたり…。
焦らす方法はたくさんありますが、共通しているのは一ヵ所を重点的に愛撫するのではなく、いろいろな場所を移動すること。それは下半身だけではありません。時にキスしたり、背中に移動したり全身を愛撫し、お相手がうっとりとしてリラックスした頃合いをみてアソコに取り掛かることで、あなたのクンニに対して本当の受け入れ態勢が整う訳です。
ねっとりとゆっくりと!気持ちは焦っても舌はゆっくりと!!
クンニは舐めるだけに留まりません。舌先を固くして突いたり、唇を密着させて吸ったり、歯を当てたり、時には息や指を使うこともあります。
これだけは守って欲しい鉄則は”全ての行為をゆっくりと”です。
舌の温度をお相手が感じ取れるくらい、ゆっくりと動くことが大前提で、ましてやAVのような激しく音を立てながら頭を左右に振る行為はよほどセックス経験に長けているお相手以外は避けることがベター。ビジュアル的にはいやらしく気持ちよさそうに見えますが、気持ち良かった場所がズレる可能性もあり、擦れて痛いことも多いのでまずやめておいた方が良いでしょう。
クンニで最初に行うべきは快感スポットの特定です。ゆっくりとまんべんなく膣の周辺(小陰唇付近)をジグザグに一周し、膣を中心とした際にどの部分が感じやすいかを特定します。
女性の快感スポットはその日その日で変わることが多いです。「前にこの場所で感じたから」を信じ続けて毎回責めていても、その日も気持ちいとは限りません。ましては他の人が気持ちいい場所がその人も気持ちいいと思ったら大間違いです。大間違いです!!!!
(↑ これ、本当に大切です。勘違い男と言われる人は大概この思想なので要注意!)
この時、お相手を観察しながら表情や体がビクっとした場所を覚えておきましょう。
鉄板クリトリスに攻め入るときは特に慎重に!!
そして間違いない快感スポットがみなさんご存知、”クリトリス”です。
この場所は男性でいうところの陰茎の先っちょ、敏感なところと同じと思っていただいてほぼ遜色ないでしょう。つまりこれまで以上にとても大事に扱ってほしいのです。
先程、小陰唇付近で特定した場所とクリトリス、この2ヵ所を責めることで他の人よりも的確なクンニスキルを発揮することが出来るでしょう。
クリトリスを責めるときは特に力加減に注意してチロチロと先だけを舐めたり、舌先を固くして突いたり、軽く吸ったりしてみましょう。合間で少し強弱をつけてみると尚良いです。
これだけでも十分ですが、さらにテクニックを見せつけるのであればクリトリス周辺を円を描くように舌先でなぞってみたり、クリトリス全体を撫でつけるように下から上へ舐め上げるのも効果的です。
充分濡れてきたら、クリトリスの周りのふんわりとした部分を左右から押し上げるようにして皮を剥いて刺激してみましょう。露出したクリトリス全体は非常に敏感なので強く吸ったり突くようなことはやめてお相手の些細な反応もキャッチ出来るように注意を払ってください。痛がる場合は無理強いせず、先程までのアクションで責めるようにしましょう。
これらのパフォーマンスを行いながら同時に髪を撫でたり、胸を愛撫する余裕があればもう最高です!立派なクンニマスターです!
何度も何度もイカせて虜に!
クンニは時間をかけてこそのプレイと言えます。
実際に舐めるまでにも時間を要しますし、舐め始めてからもいきなりクリトリスを責めるのではなく、外堀を埋めるかのように外周から徐々に責めていくことでお相手の気持ちが高まり、快感も増していきます。
クリトリスに至ってからもすぐにイカせようと焦ると、力が入ってしまいイクどころか逆に痛みで萎えてしまいます。焦らずじっくりとお相手の反応を楽しみながら行うことで「この人のクンニ、すっごい上手…!」と思わせることが出来るのです。
また、クンニは2回以上絶頂を迎えてからが勝負と覚えておきましょう。
その場所を責め続ければ何度でもイカせることが出来、しかもその快感はイク回数を重ねるごとに強くなっていきます。最後には頭が真っ白でクタクタになったお相手の表情が見られるはずです。
観察力が試されるクンニリングス!
なんだかあれやこれやと同時に身体を動かうことが多く、難しそうに聞こえますがクンニは物凄くシンプル。
・お相手を常に観察して反応があった場所だけを責め続ける
・力加減もお相手の反応の良いパターンを多めにする
・なるべくゆっくりと舌の体温を感じさせる
・焦らず時間をかけて何度もイカせる
・手がお留守にならないようにお相手のどこかを触れているようにする
この5つさえ覚えていれば間違いなく「またクンニして欲しい、この人とセックスしたい」と思わせられるはずです。
そのあとのセックスにおいても、お相手の反応を観察することは必須!そういった意味で、セックス全体の訓練にもなりお相手があなたにメロメロになってくれるクンニは最強のセックスバイブルと言えるでしょう。